９２年に見た、映画のレビュー

• ドクハリウッド
• 心の旅
• サンダウン
• ホットショット
• ケープフィア
• ロケッティア
• マルセルの夏
• ギャルソン
• ミシシッピーマサラ
• スタートレック６
• L.A.ストーリー
• ドクター
• チャイニーズゴーストストーリー３
• バグジー
• ポンヌフの恋人
• フィッシャーキング
• 髪結いの亭主
• 開心鬼５集上錯身
• ＪＦＫ
• ビリーバスゲイト
• 揺り篭を揺らす手
• ポンヌフの恋人
• アダムスファミリー
• ステッピングアウト
• フック
• フライドグリーントマト
• 太太的情人、My wife's lover
• 裸のランチ
• ザ・スタンド、Medicine man
• 傾城の恋
• 花嫁のパパ
• エイリアン３
• ハウスシッター・結婚願望
• バットマンリターンズ
• 仕立て屋の恋
• アトランティス
• プリティリーグ
• ウエインズワールド
• ポリスストーリー３
• 永遠に美しく
• ダンシングヒーロー
• あの夏、いちばん静かな海
• 無能の人
• ゼイラム
• １２人のやさしい日本人
• ゴジラ対キングギドラ
• シコふんじゃった
• 紅の豚
• 未来の思い出
• ゴジラ対モスラ

ドクハリウッド

	予告がおもしろそうだったので見に行きました。
	ううむ、予告はおもしろかったのだが。。。
	ハリウッドでひとはたあげようとする整形外科医が途中でへんな村で
	立ち往生してしまって結局いつくという話なんですが、
	意外と？村の人が純真に描かれていて拍子抜けしました。
	アリ地獄みたいな状況から主人公が抜けだそうとする話だと思っていたのです。
	まあそれでも只券だったら問題なく見て良いと思う作品です。

心の旅

	ハリソンフォード主演ということで見に行きました。
	この手のは泣けるのを楽しみにしていくのですが、どうもいけませんでした。
	事故に会う前をもっとえげつなく描いておいて欲しかった。
	主人公が以前の能力を復活させて快刀乱麻の活躍を見せるのを心密かに
	願っていただけにそれなりのハッピーエンドにも多少不満が残ったのでした。

サンダウン

	バンパイアの西部劇ということでキワモノ見たさで見に行きました。
	変身能力と催眠能力をもったガンマンがバトルを繰り広げるというものを
	期待したのです。伝奇＋西部劇の世界ですね。
	料理しようによってはいくらでも荒唐無稽になりそうな題材です。
	内容は、、、本当にバンパイアの西部劇でそれ以上でも以下でもありません
	でした。惜しいな、もっと面白くなるだろうに。
	退屈だったけどしかたありませんね。

ホットショット

	米国でヒットしたということでたいへん期待して見に行きました。
	全編ギャグまたギャグの連続です。Ｂ級映画の大作とでも言った感が
	ありました。いやあすごい。
	しかしすごいのですが、私はちょっとついて行くことができませんでした。
	もちろん部分部分では笑えるのですが、全体を通してとなるとどうも
	いまいちノリきれませんでした。
	このノリの悪さは「裸の銃を持つ男」を見た時と同様のものでした。
	国民性の違いでしょうか？映画館でもあまり笑いは出ませんでした。

ケープフィア
	
	ロバートデニーロ主演ということで見に行きました。
	予告編もおもしろそうでした。
	服役から戻ってきた主人公が主人公に有利な証拠を隠滅した弁護士に
	復讐する話です。真綿で首をしめられるようにじわじわと攻めていくのを
	期待していました。

	しかし、、なんのことはない。
	証拠隠滅がばれるのを恐れた弁護士が墓穴を掘って行く話だったのです。
	ああ、また墓穴だーー、こんなことするんじゃない！と怒りながら見て
	しまいました。沈着冷静な弁護士が凶悪な復讐犯と対決する話であって
	欲しかった。

ロケッティア

	年開けてようやく見ました。
	予告編を見たかぎりではおもしろくなさそうに見えたのですが、
	大作ですから一応基本としておさえておこうと見にいったわけです。
	期待に反して意外と楽しむことができました。
	ＳＦと思うと困るかもしれませんが、冒険活劇と思えばおもしろい。
	何も考えずに時間を過ごすには良い作品かもしれません。

	それにしてもジェニファーコネリーの胸は大きいナー。

マルセルの夏

	昨年見のがしたので、キノ青山での再映を見に行きました。
	観客はなんと５人。

	なかなかほんわかした良い感じの作品です。
	なんかぼーっと見ていたら終わってしまったのでうまく感想が書けません。
	でも第二作のマルセルの城も見に行こうと思っています。

ギャルソン

	イブモンタンのアイドル映画。
	ギャルソンの忙しげに働く姿を見ていたら、パリの混雑した
	ブラッスリーの中で飯を食いたくなりました。
	もっとブラッスリー内の話が多いかと期待していったのですが、
	外でほとんど話が展開するのですね。
	最後に出てきた「ラセール」でも一度食べてみたいと思いました。

ミシシッピーマサラ

	岩波ホール。
	「サラームボンベイ」の監督作品ということで見にいきました。
	黒人社会とインド人社会のぶつかりあいを描いているのかと思いきや、
	大部分は普通のラブストーリーでありました。普通のラブストーリーの前半は
	結構退屈で思わず瞼が閉じてしまったことも一度か二度。
	おもしろくなったのは、恋人と泊まったホテルにボーイフレンドが殴りこみを
	かけてからでした。結局私は三角関係が好きなのでしょうか(^^;)
	アミン大統領に関するオープニングはあってもなくても一緒だったような気が
	します。
	それにしても主演の黒人男優(デンゼル・ワシントン)はかっこ良かったなあ。

スタートレック６

	いつものとおりです。今までで一番映画らしかったかな。
	これでカークも定年だと思うとくるものがありますね。
	こういう思い入れのあるシリーズものはおもしろくてもつまらなくても
	安心して見ていられるから好きです。

	しかしスポックは本当に年をとらないなあ。

L.A.ストーリー

	恋の手ほどきをする電光掲示板の予告編とスティーブマーチン主演
	ということにつられて見に行きました。
	ラブストーリー＋ギャグという内容でしたが、ギャグがおもしろくない。
	主人公の設定もいまひとつ生かされていない。電光掲示板の出番も少ないぞ。
	ラブストーリーの方はそこそこおもしろい。
	ヒロインの方は私好みだったのですが、全体として期待はずれでした。

ドクター

	癌と格闘する医者という宣伝にのせられて見にいきました。
	最初は自分が勤めている病院のお役所主義をえんえんとみせられます。
	おー体制批判かと思っていたら、次は家族との関係、死んでしまう癌患者
	ともりたくさんの内容でありました。もうすこしどれかに絞ってくれた
	ほうが嬉しかったな。上映時間がちょっとばかり長く感じられました

チャイニーズゴーストストーリー３

	ジョイウォンのアイドル映画。舞台挨拶見たかったなあ。
	けっしてつまらないわけではないのですが、見おわった後の満足感は
	２と比べるとだいぶ落ちてしまいますね。ＣＧもはいっているようですが、
	私は香港お得意の吊りをもっと見たかった。悪役もちょいと小粒。

バグジー

	アカデミー賞にたくさんノミネートされている作品なので見に行きました。
	行動力はあるが、簡単にぷっつんする上に、とんでもない理想を持っている
	というのはどこぞのプランナーを見ているようで、どうもいまひとつでした。
	確かに大作だというのはわかるし、かっこいいことはいいのだけど、
	２時間は長いぞ。

 ポンヌフの恋人

たしかに映像はきれいだった。またパリにいきたくなったぞ。
しかし、つまらなかった。恋愛のストーリーがなければそれなりだったのだが。
主な筋が陳腐な恋愛物語ではなあ。

フィッシャーキング

	テリーギリアム監督、ロビンウイリアムス主演。試写会で見ました。
	ホームレスの話だったのね。テリーギリアムだからどんなものだろうと
	思っていたのですが、意外とまとも(^^;)でおもしろかった。
	普通に作るととてもクサイ作品になるところが、非常にうまく
	昇華されていました。駅のなかのダンスシーンは幻想的で良かった。
	パリーに最後には正気に戻って欲しいと思っていたのですが。。。

髪結いの亭主

	髪結いの亭主になることが人生の最大の希望だった男が、
	見事に希望を叶える話。
	めちゃくちゃシンプルな筋なのに１時間半も飽きさせないのはさすが。
	奥さんがとても色っぽい。
	肝腎なところは何も見せていないのにとてもスケベな映画です。
	こんな亭主に私もなりたい。

開心鬼５集上錯身

	香港の早場の回(リバイバルの回)に見ました。
	どうやらアイドル映画のようです。
	「変身＋キョンシー＋ラブコメ」という香港ならでは(^_^;)の
	盛りだくさんの内容。この三つが見事に組みあわさっています。

	どういう話かと言いますと、

	あるお嬢さんに飼われている犬がひょんなことから霊廟の火事をくいとめた。
	そこでキョンシーが現れて、犬に対しAD私の居場所を救ってくれたから
	お礼に願い事を叶えてやろうという。犬は人間になりたい！と願い
	一定期間だけ人間になることができた。
	そこで犬が人になった時の不具合（ここらへんはクロコダイルダンディふう）
	がおもしろおかしく描かれます。キョンシーも手助け。
	で、元の飼い主と知りあいになるのですが飼い主には恋人がいる。
	飼い主が主人公を好きになりかけるのだが、しょせんは身分違い。
	そこで恋人と元の鞘に納まるように画策をする。最後には飼い主が強盗に
	襲われているところを助けようとして流れ玉にあたって死亡。
	病院で犬に戻ってキョンシーにつきそわれて成仏する。

	元犬の主人公が線が細くて(情け無いというか)とても良い味を出してました。

ＪＦＫ

	とても長い作品なのに長さを感じさせません。
	ＣＩＡの陰謀ということまでは信じないにしても
	初期捜査がでたらめに近いものだったということは信じてしまいました。
	米国で話題になるわけだわ。
	主人公のほうもけっこう無茶やってますよねえ。

ビリーバスゲイト

	ダスティンホフマンとブルースウイリス出演ということで見に行きました。
	これはつまらない。これほどつまらない作品はひさびさです。
	最初から最後まで一貫してつまらない。
	二本立で見ていなかったら席をたってしまったでしょう。

揺り篭を揺らす手

	おもしろい。
	ビリーバスゲイトの後で見ただけに一層おもしろい。
	主人公の顔がほんとうにぷっつん切れているように見えて
	すごい迫力。スリラーものは本来好きではないのですが
	これには思わず見入ってしまいました。

ポンヌフの恋人

	背景のパリはいいですねえ。また行きたいですねえ。
	ぐちゃぐちゃした恋愛ストーリーがなければもっと良かったのに。
	だいぶ長く感じてしまいました。
	私はこの映画は評価低いです。

アダムスファミリー

	この人たちって単なる人間なんでしょうか？
	手首だけの生物？以外は何も能力がないような気がするのですが。
	まあそこそこおもしろかった。

ステッピングアウト

	ライザミネリ主演。
	おばさんたちのフェームといったところでしょうか。好感が持てました。
	大部分のシーンが練習場内で撮影されています。
	いろんな家庭環境をまじえながらじわじわとうまくなっていく
	ところがいいですねえ。最後の発表会の時も練習の時にうまく
	いってなかったところを失敗してるのが良い(^^;)
	大団円でもう一度踊るのですが、これもカーテンコールという
	感じで気にいりました。
	黒一点?のおじさんダンサーの雰囲気が、顔といい服のセンスといい
	うちの弟に良くにてました。(弟はタップなんか踊れないはずですが)
	そのせいかなんか変に感情移入してしまうところもありました。

フック
	ロビンウイリアムス、ダスティホフマン主演。
	ピーターパンのその後の話です。
	まさにハリウッドが作ったピーターパンという感じですね。
	中年になって葛藤するピーターパンというところはハリウッドから
	少しはみ出しているかもしれませんけど。
	人にはあまり勧められないけど、私は好きです。
	ピーターパンとして目覚めるところに力をいれてくれたら
	もっと良かったのですが。

フライドグリーントマト

	アスキー映画配給。実はアスキー映画ではおもしろいにあたったことが
	ないのであまり期待していませんでした。(なんで見に行ったって?
	そりゃ招待券を貰ったから、、)
	でこれが期待はずれでけっこうおもしろい。
	現在と回想のシーンが交互にはいってます。現在ではおばあちゃんが
	良い味だしてますね。回想シーンはそれだけでひとつの作品になりそう。
	ただ私にはちょいと長すぎました。回想部分だけでも良かったのに。

太太的情人、My wife's lover

	香港のポルノです。９１年制作。
	ポルノなんか見るつもりなかったんですけど。。
	コーズウエイベイのJADE 映画館へ早場(午前中の回、たいてい日替りの
	リバイバル)を見にいったら改装中！
	昼食はコーズウエイベイで取ることになっていたので
	そこらへんを探索するも早場をやってる映画館が見当たらず。
	路面電車にのって映画の看板を捜し、降りてみるとそこも改装中。
	やっとあいてたノースポイントの国都を見つけてやれやれとはいろうと
	したらなんとなんとポルノ！！国都はふたつの映画館からなっているのですが
	もうひとつは日本の「消し忘れビデオ、、」という作品の上映でした。
	
	言い訳はこれくらいにしてと(^^;)

	映画の筋はやっぱりたいしたことありませんね。
	女優さんたちは意外?にきれいで体も美しい。
	日本でポルノを見たことがないので比較はできませんが。。
	香港はヘアーはＯＫでしたが、性器はいっさい映されませんでした。
	そこらへんが規制の違いかな？
	２時間近い作品でしたが、途中で出てきてしまった(^^;)

裸のランチ

	クローネンバーグ監督。
	あいかわらず気色が悪いですが、意外とシンプルな筋でしたね。
	これって単なる狂気なんでしょうか？
	叩くと喜ぶごきぶりタイプライタは気持悪いぞ。

ザ・スタンド、Medicine man

        招待券が当たったので見にいきました。
        ショーンコネリーがかっこいいですねえ。
        大自然も雄大だった。

傾城の恋

        チョウユンファが主演ということで見にいきました。
        お金持ちと未亡人の恋愛物語です。
        とても退屈でした。はずれ。

花嫁のパパ

        スティーブマーチンのファンなので見に行きました。
        スティーブマーチンが花嫁のパパになってドタバタという
        まさに予想を裏切らない（まあそれよりも上でも下でもない）
        作品でした。気楽に見るなら良いものです。

エイリアン３

        めいっぱい期待はずれでした。
        せっかく一匹に戻ったのに恐さが感じられない。
        思わずエイリアンを応援してしまった私。
        出だしにあれもあれも死なすなんて。。。

ハウスシッター・結婚願望

        これもスティーブマーチン主演。
        虚言症の彼女と偽装結婚をするはめになったのがミイラ取りになるという。。
        私は嘘つきというのがたとえ映画の中でもどうも苦手なので
        ちょっとパス。まあそれなりにおもしろかったのですが。

バットマンリターンズ

        あああ、キャットウーマンが良い！
        その他の悪人の変態ぶりにも磨きがかかっている。
        この根暗でいじけた変態の世界ってはまってしまいそう。。。

仕立て屋の恋

        「髪結いの亭主」がとてもいろっぽかったので見にいきました。同じ監督です
。
        これは根暗の主人公が恋に殉じてしまう話なんですが、
        映像のノリはさすがによく似ています。期待していたほどでは
        なかったのですが、及第点と言ったところです。(何を期待していたんだか)
        しかし、ポスターになっている場面ってポスターに写っている以外のところ
        であんなことしてたのね。

アトランティス

        グランブルーが良かったので見に行きました。同じくリュックベンソン監督。
        人はまったく出ません。ほぼ全画面海中のシーンです。
        完璧な環境映画です。だんだん海の中へ引き摺りこまれていって
        最後にはうつらうつら。。。心地良く眠ってしまいました(^_^;)
        大画面で見るとなかなか迫力があって良いのです。

プリティリーグ

        戦争中の女性野球リーグものがたり。マドンナが出演していると
        いうことで見に行きました。ちょっと時間的に長いのですが、
        まあまあ楽しく見ることができました。
        

ウエインズワールド

        アメリカではたいへん受けたコメディということで見に行きました。
        私はコメディが大好きで良く見るのですが、アメリカンコメディのノリ
        にはついていけないことがしばしばあります。(それでも見にいくんだよなあ)
        今回は意外と(^^;)全編を通して楽しむことができました。

ポリスストーリー３

	ジャッキーチェン主演。この前香港に行った時にちょうど封切られていた
	のですが見逃していました。
	いやあはらはらどきどきおもしろいですねえ。
	出だしはスパイ大作戦コメディ版。カンフー有り、すごいスタントあり
	で見ていてずっとあきません。これを全てスタントマンなしで
	やってるんですから素晴らしい。
	見ていて思わず声が出たところが何か所もありました。
	なーんにも考えずに楽しむには最適の作品でしょう。

永遠に美しく

	招待券をもらったので見に行きました。
	メリルストリープ、ゴールディホーン、ブルースウイルス出演。
	予告編もなかなかおもしろそうでした。
	ブルースウイルスは災難がふってくる情けない男をなかなか良く
	演じていました。
	確かにＳＦＸは良かったけど、予告編以上のものはなかった。。
	うーん、永遠ということがもっといろいろ使えるかと思っていたのですが
	意外と歪小に使われてました。なんか気色悪いだけの作品でした。

ダンシングヒーロー

	これは素晴らしい作品でした。今年１番！
	低予算で作られているのが良く分かるのですが、ずっと画面から目を
	離せません。ヒロインの女の子もけっしてきれいとは言えない顔だちなのに
	エンディングではメチャックチャかっこいい。
	けっこうクサイシーンがこれでもかこれでもかと続くんですけど
	これが全然嫌味になってない。ダンスシーンも素晴らしい迫力！
	おとうさん役が良い味だしてますね。
	各映画祭で話題になっただけのことはあります。
	大娯楽作品といえるでしょう。もう一度見に行こうかと思っています。

あの夏、いちばん静かな海

	ビートたけし監督ということで見に行きました。
	低予算で作られたということがひしひしと伝わってきます。
	有名な俳優はほとんど出ていないし、場面も少ない、しかも
	上映時間が長い。これだけ条件がそろえばたいてい退屈してしまうのですが、
	この作品の場合は見ている時間を感じさせませんでした。
	ちょっと大げさかもしれませんが、邦画の可能性を感じさせる一品でした。

無能の人

	竹中直人主演・監督、つげ原作ということで見に行きました。
	主人公の演技が良いですねえ。
	作品としてはまずまず良い出来程度だと思うのですが、主人公に感情移入
	しちゃったために凄いインパクトがありました。
	まわりの人が主人公を非難するたびにその非難が私の心につき刺さります。
	逃げてるの楽でいいもんなあ、いう主人公の一人言に思わずうなづく私(^^;)
	私の人生もああやって逃げてばかりなのかなあとか、いろいろ考えこんで
	しまいました。

	でも楽な方がいいもんなあ。

ゼイラム

	知合いのjoeさんが操演しているというので見に行きました。
	日曜の第一回を見に行ったのですが、これが意外とほぼ満員。
	いかにもオタク然とした方々で埋めつくされていました。
	知る人ぞ知る作品なのでしょうか？？？
	ハリウッド映画と比べると予算がとてもきびしいのはひしひしと
	感じるのですが、低予算でなんとかしようという意気込みは伝わって
	きますね。とくにシナリオに説得力があったのがよろしい。
	人が多くでてこない言い訳やどうしてこんなところで戦闘になるか
	このアイテムはどう使うかなどがちゃんと伏線として出てくるところが
	見ていて気持ちが良かった。
	ヒロインがもうちょっと殺陣がうまかったら申し分なかったのですが
	欲はいいますまい。

１２人のやさしい日本人

	裁判ものは好きなので、日本人をどういうふうに料理しているか興味を
	持って見にいきました。
	いやあ、おもしろい。日本人では理性的な議論ができないというふうに
	いったん思わせてそれから次々とどんでん返しをさせる。
	最初ヒーローだったものが次には悪者になる。それでどんどん議論が
	まとまっていく過程はなかなか良い。しかもいかにも日本人的に
	まとまっていくんですねえ。
	まだ見ていない方もビデオで出たら是非見てください。

	ところで小道具として甘栗が出てきます。協力会社を見ていたら
	「甘栗太郎」というのがでてきて、館内に笑いがあふれました。うーむ。
	でもなんとなくおかしい(^^)

ゴジラ対キングギドラ

	ゴジラ対チャックウイルソンでしたね。
	タイムパラドックスやら情け無いキングギドラやら
	600万ドルの男もどきのアンドロイドやら文句を言いたいところは
	いっぱいありますが、それでも新ゴジラシリーズの中では
	一番良かったのではないかな。
	きっと次の作品も見に行ってしまうんだろうなあ。

シコふんじゃった

	予告編がおもしろそうだったので見に行きました。
	初日の初回を見にいったら満員であきらめ、数日後に行ったのですが、
	その時もほぼ満員でした。人気がありますね。もぎりのおばさんも
	目算が狂っていろいろ狼狽してました。

	いやあ、掛値なしにおもしろい。
	少年マンガにあるような言って見れば陳腐な筋なのですが、
	これが見ていて全然気にならない。それどころか手に汗握って
	見てしまう。土俵における勝負の描き方もうまい。
	特訓しても主人公たちがそんなに強くならないところも良い(^^;)
	思わずもう一度見ようかと思ってしまったぐらい痛快でした。

 紅の豚 

	宮崎アニメということで見に行きました。
	やっぱり安心して見ることができますね。古典芸能のようだ(^_^)
	なかなか心地良く見れましたが、エンディングにはいった時に
	『え、もう終わってしまったの』と思ってしまいました。
	伏線というか説明されない部分がたくさんあったような気がします。
	大長篇のオープニングだけを見ていたような錯覚に陥りました。
	続編を作って欲しいぞ。

 未来の思い出

        券をもらったので見に行きました。
        清水美砂を見にいったのかもしれない。(^^)
        内容はＳＦのリプレイそのものですね。
        私はこの手の話はたとえつまらなくても好きなので、
        それなりに楽しくみることができました。
        普通はストーリーを追っていてつまらなさに情なくなるだろうなあ。
        ちなみにリプレイはこれよりも遥かにおもしろいです。

ゴジラ対モスラ

	やっとみてきました
	うーん、なんか中途半端。途中で眠くなってしまった。。。
	バトラが悪役風に出てきて結局善玉だったし、バトラ対モスラは
	まともになかったし、ゴジラはなんのために出てきたかわからなかったし。。。
	いったいなんなんでしょうね。離婚した家族がモスラが縁でふたたび
	くっつくというのはなにか無理やりハッピーエンドにしてしまったようで
	気持ち悪かった。とにかくゴジラは完璧な脇役でしたね。
	まわりで見ていた子供たちも「つまらない、帰る」を連発してました。