91年に見た、映画のレビュー

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 三文オペラ

キノ青山でロードショー。日曜日で3割くらいの入りでした。
乞食がくり広げるミュージカルというものに期待して見に行きました。
オープニングはなかなか気に入りました。良い良い:−)
筋らしい筋はほとんどない(と言うと言いすぎか)かわりにばんばん歌が出てきます。
ダンスが見せ場という感じのところはあまりありませんでした。
歌詞もよろしい。なかなか皮肉に富んでいます(もっとも訳を読んでいたわけですが)
こっきたない恰好の連中が歌いだすというのは相当にインパクトがありました。

というわけでミュージカルとしては楽しめたのですが、、、エンディングがねえ。
「ちゃい」をされてしまって何やら非常な違和感がありました。
「三文オペラ−リオ1941」と比較すると、こちらの方が舞台つくりも歌も
うまいのですが、パワーでは相当負けているという感じでした。

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 ミュージックボックス

父親が突然戦犯として告訴されて、それを弁護する弁護士の娘、という構図の
法廷ものです。謎ときにどんでんがえしも用意されています。
法廷シーンは迫力があり、時間を感じさせません。証拠をめぐる攻防や
ラストシーンもみごたえがあります。筋を言うとおもしろさが激減するたぐい
の映画ですので、なかなか感想をうまく書けません。

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 ヤングアインシュタイン

パルコパート3にて単館ロードショー。89年度東京国際映画祭参加作品です。
ヤッホーシリアス監督主演。
タスマニアのアインシュタインがビールに泡をたてる研究をしていて「E=mc^2」を
発見し、それで一旗上げようと都会に出てくるというところから始まります。
いやあおもしろい。少年時代にブルーバックスを読んで原子物理学にあこがれた
ころを思い出しながらわらいころげていました。特許庁の役人にいたぶられたり、
マリーキュリーと恋に落ちたり、ラザフォードと一緒にマッドサイエンティスト用
精神病院にたたきこまれたり、パロディ(というか楽屋オチというか)が随所に
顔を出しています。「真理の海の波打ち際で貝殼を拾っている子供のようなものだ」
とかいう有名な文句がラブレターに入っていたりもしてました。
ノミで原子核を割るところなんぞ、マッドサイエンティストの鑑ですね。
ただ惜しむらくは、私が笑っているところでまわりが全然反応しない(;_;)
後ろに座っていた若き女性は見終わった後「ギャグが10年古い」と捨て台詞を
はいて出ていきました。あるていどオタクでなくては楽しめない作品かも
しれません。映画祭で見たかったなあ。

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 アタメ

アルモドバル監督の作品。
土曜日に渋谷東急に見にいったらなんと打ち切り!
一週間で上映中止になっていました。悲しかった。
打ち切られるといけないで、さっそく翌日東劇に行って見てきました。
日曜の昼間というのに二割程度の入り、寂しいものです。

アルモドバル監督ですから、どんなキレ方をするキャラクタがでるのかが
もっとも楽しみでした。今回は精神病院から出所したおかしな人間という
しごくまともな?キレ方でした。
「アタメ」というのは「縛る」という意味なんだそうですが、まあキレた
人間が女優を監禁して、ついには女優がその犯人を愛してしまうという
見方によっては大変ステロタイプな筋書でした。

今までのこの監督の作品はどれも好きだったのですが、今回はちょっと
陳腐な気がしました。もうすこし予想を裏切るようなことがあっても良いのに
淡々と話が進んでいくのにはちょいとがっかりしました。


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 黄金の馬車

	50年代の作品。非常に鮮かな画面です。
	けっこう長い作品なのですが、長さは感じさせません。
	オープニングとエンディングもなかなかオヤッと思わせました。
	黄金の馬車をめぐるラブコメディなんですが、それなりに笑えます。
	ヒロインは凄い美人というわけではありませんが、肉感的な
	私ごのみの姿かたちでした。(^_^)
	でも「おもしろい作品」と思うにはちょっと何かが足りないように
	思えました。その足りなさは「天国は待ってくれる」で足りない何かに
	通じるものがあるのですが、うまく言い表すことができません。困った。

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 プレデター2

	一作目も見ていないのになんとなく見に行ってしまいました。
	うーむ、なんというか単につまらないなあ。
	もりあがりもいまいちだし。特にがっくりきたのはエンディング。
	この作品にしてはまずまず良い終り方だなと思っていたら肩透しの結末。
	積極的につまらないわけではありませんが、単に時間の無駄でしたね。

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 愛さずにいられない

	無職の遊び人の男と学校へ通っている優秀な女との恋愛です。
	普通ならどちらかがすりよっていってしまうという展開なのですが、
	これは違う。両方とも毅然とした態度で恋愛に立ち向かっていくの
	です。ちゃらんぽらんな人生観と計画性のある人生観のぶつかり
	あいです。見ていてこきみよい。終り方も爽やかです。
	久々に気持の良いラブストーリーを見ました。

P.S.
	それにしてもパリの街並が私の目に痛い。
	あー行きたい。

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 五月のミル

	ルイ・マル監督作品。
	実は陳腐なバカンスものかと思って見にいかなかったのでした。
	いやあ意外とおもしろい。
	おばあさんが倒れての相続騒ぎと五月革命の話をからめて
	ユーモラスに描いています。
	プチブル階級の欲はあるけどどこか憎めない人々のどたばた騒ぎ
	といった風情です。とんでもなく屈折した連中ばかりなのですが、
	それで厭味になっていないところがよろしい。どことなく暖かいのです。
	まあ相続はどこでも同じだなあとも思いましたが。
	畳み込むように状況がエスカレートしていく後半の展開もなかなか
	見せます。

	チャンスがあったら見てください。

P.S.
	これもパリの田舎の話なんだよなあ。

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 マイブルーヘブン

	スチーブマーチンとリックモラリスを見るために行きました。
	仲間の悪事を証言するマフィアと証人を守るために働いている
	うだつのあがらないFBIというまさにキャラクタ通りの配役です。
	このマフィアがどうしようもないワルで騙すわ逃げ出すわとんでもない
	行動ばかりします。でも根は善人なんですねえ。
	この映画は結局のところ善人しかでてきませんでした。
	むちゃくちゃおもしろいというものではありませんでしたが、
	安心して見ることができました。

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 アリババ (ALIBABA BUJANG LAPOK)

	タイ・マレーシア映画祭で見ました。
	マレーシア・61年制作の白黒作品です。
	開始前の講演で批評家がこの作品を絶賛していました。
	Pラムリー監督主演(盗賊の親分)です。この人はマレーシアでは
	とても有名な映画監督&俳優なのだとか。
	この作品は題名からわかるようにアリババのパロディです。
	昔の話のはずなのに自転車や電話などがばんばんでてきます。
	部下には日本兵らしき人もまざっていました(悪い扱いではなかった)
	泥棒も日曜は休み、土曜は半休、残業はいけないなんてフレーズが
	入っていていかにも世相を反映しているようでした。
	ギャグもまずまず笑えます。当時のマレーシア人の感性がわかる
	映画なんでしょうねえ。

	ところでアリババってこんなに残酷な話だったとは見終わるまで
	思いだせませんでした。ろくでなしのアリババが盗賊の上前を
	はねて金持になり、柳の下のどじょうを期待したカシムが
	かえり打ちにあってしまう。住居に忍びこもうとした盗賊たちを
	熱した油で焼死させたあげく、盗賊の親分を背中からナイフで
	ぐさり。悪人をやっつけたこま使いの奴隷を自由の身にして
	めでたしめでたしゅいうよく考えるととってもあこぎな話でした。
	アリババが本当のろくでなしとしてよく描かれているため、
	なんだか盗賊にたいして憐憫の情がおきてしまいました。

	ところで「ひらけ胡麻!」のところなんですが、
	盗賊の親分役のラムリーが非常にきれいな声で歌うのです。
	(歌が合い言葉になっている)
	ミュージカルだったらもっと楽しかったろうと思いましたね。

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 Mr.デスティニー

	ジェームズベルーシ、マイケルケインが主演。
	もしあそこでこうしていたら!、というよくある人生やりなおし
	話なんですが、実際にやり直すのではなく、やり直した結果(金持の
	会社社長)に突然なってしまうところがけっこうプッツンきている
	作品でした。時間を一切遡るわけでもなく、環境が一変してしまう。
	ここで皆が混乱するかと思いきや、そこは能天気なアメリカ映画、
	あっというまに適応してしまいます。ここらへんは御都合主義も
	ここにきわまれりという感慨をいだいて見ていました。
	変化した人生でとても良い思い(お金持ちで美人の奥さん!)をするのですが
	我が侭にも前の人生の奥さんにちょっかいを出しはじめます。
	現在の女房とはもともと他人なんだとか虫の良いことを言って
	浮気(というか元の鞘に戻るというか)をやらかす。
	このあたりはちょっと虫酸が走った。あんな美人のおくさんを
	もったいない、というのもあったのでしょう。おくさん役は有名な
	モデルなのだとか、とっってもきれいでした。
	まあ後は想像する通りです。

	1時間50分もの長い作品なのにあまり長さを感じませんでした。
	前半部分はちょいと願い下げですが、後半は泣ける人もいると思います。

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 メンフィスベル

	第2次大戦の映画です。爆撃機が最後の爆撃に飛び立って
	命からがら戻ってくるという、言ってみれば見もふたもない
	映画です。湾岸戦争と対比するとなにかおもしろいかなと
	思って見に行きました。実は封切り二日目に行って満員で
	一度挫折していたのです。泣けるかな?とも思っていました。

	まず困ったのは登場人物の顔が見分けられない!
	皆白人で同じ様な年齢だし、軍服を着ているし(^_^;)
	話は淡々と進んで行きます。空中戦ばかりなので死人も
	ほとんど見えない。訓練部分もあるわけではない。
	軍事施設の爆撃で、まわりには民家。適当に おとしちまおうと
	いう部下を諌めて、高射砲をかいくぐりながら軍事施設を視認して
	投下するのですが、ちょっと見えただけで確実に落せるのだろうか
	という疑問を持ってしまいました。

	帰りはまるでアメージングストーリー。盛り上りが少ない分	
	こちらのほうがつまらなかった。アニメの脚でもでればまだしも
	おもしろかったろうに。

	というわけでカタルシスもないし、暇潰しにならないような作品でした。

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 いつの日かこの愛を

	周潤發(チョウ・ユンファ)主演。チェリー・チェンが共演しています。
	DCカードの特別試写会で見ました。当初は周潤發の舞台挨拶があると
	いうことで楽しみにしていました。しかし試写会券が来てみると来日中止
	と書いてある。新作の都合でスケジュールがあかなくなったとか。
	たいへん残念でありました。

	主演コンビは「誰かがあなたを愛している」でもおもしろい演技を見せて
	くれています。また周潤發自身が原案をまとめたということでたいへん
	期待が持てました。

	さて作品です。1時間39分という上映時間なのに2時間くらいあった
	ように長く感じられました。おもしろくなるかなと思うと、すぐ山が
	終りまただらだら続く、といった感じで盛り上がりに欠けています。
	終り方もひとつ前のエピソードで終わったほうがすっきりするのに
	といった感じでした。悪役も小粒だし、どうもぴりっときません。
	もともとラブストーリーなのにアクションが入っているばかりにすごく
	中途半端になっているというところでしょうか。

	只で見たのでまあ許せる範囲でしたが、当日料金を払っていたら
	どう感じたかな??

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 ニキータ

	絶賛の声を何人もの人から聞いたので見てきました。
	上映終了の3日前かな。
	結論から言うとたしかにそうとう面白い。ロングランになっただけの
	ことはある、しかし手放しで絶賛するほどかな?というところです。
	前半部の虎の穴(秘密諜報部員養成所?)での教育は盛り上がりました。
	ファーストミッションや旅行先でのミッションもどきどきしました。
	ただ残念なことに最後の落ちにいまいち感情移入できなかったのです。
	殺人を繰り返してきたのにどうしてここで厭になったのか、
	どうして旦那にばれていたのか、などうーむと思ってしまいました。
	それまでテンションが高く保たれていただけに残念。

	皆から称賛の言葉を聞きすぎていたことと尻すぼみだったことで
	評価が落ちているということもあるでしょう。

P.S.
	ビデオで見ても損はない作品です。とりあえず見てください。


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 友は風の彼方に

	銀座のシャンゼリゼで見ました。日曜の昼の回で4割程度の入りでした。
	おもしろい。迫力があります。上映期間が短いのがもったいない。
	少々粗削りのようにも思えますが、最後まで一気に見せてくれます。
	アクションシーンもはでですし、男の友情という香港風浪花節(^^)も
	見せてくれます。
	強盗団に潜入する秘密捜査官というよくあるストーリーなのですが、
	そこでの葛藤や警察内の争いなどうまく盛り上げています。
	仇役の青二才の部長刑事もとてもいやらしく描かれていて
	好感が(なんかへんな言い方だな)持てました。
	終り方もとってつけたようなハリウッド的ハッピーエンド
	ではなくて良かった。

	「いつの日か..」に比べてだいぶこちらの方がおもしろいと思いましたね。

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 プロジェクトイーグル

	ジャッキーチェン主演。
	アクション+ドタバタコメディなわけですが、なかなか楽しめました。
	頭をからっぽにして見るものとしてはお勧めできます。
	もちろん筋はたわいもないものですが、
	アクションは見ててけっこうはらはらどきどきするし、
	各所でそれなりに笑えますからよろしいのではないでしょうか。
	脳味噌がからっぽになっていたのでそれ以上の感想が何もありません(^_^;)


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 ミザリー

	アカデミー賞候補ということで見に行きました。

	結果は、、、つまらない。
	私のホラー嫌いを差し引いても、まだまだおもしろくない。
	ほとんどのシーンがああこうなるぞと思っていた(危惧した?)通りに
	進んでいってしかもおもしろくない。
	精神異常者を描くならもうすこし工夫があるだろうに。
	警官のお祖父さんの使われ方もいまひとつ。
	結末もどうもいただけない。もっとアイディアを凝らして何とかすると
	思っていたのに。結局素直な手段だったなあ。
	単に気持悪いだけの作品でした。

P.S.
主演女優賞を取りましたね。

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 ナンズ・オン・ザ・ラン 走れ尼さん

	パルコパート3で単館ロードショー。
	封切二日目に見に行きました。2/3程度の入りでしょうか。
	封切られたばかりにしてはちょっとさびしい入りです。
	主役はエリックアイドル、この人はモンティパイソンのメンバーです。
	エクゼクティブプロデューサーとしてジョージハリスンも名を連ねて
	います。挿入歌も歌っています。
	話はこれまたたわいもない(ミュータント。。よりたわいもない)
	ドタバタコメディ。麻薬取引の金を横取りして逃げようとした
	泥棒ふたりが逃げこんだ先がこともあろうに尼僧の修道院。
	主人公が女装(尼装?)をして潜伏するこの場所ははたして
	地獄か天国か(^^)
	ドタバタギャグの連続でうまく言葉にできませんが、
	十分に見れる出来だと思いました。
	モンティがいまいちの私でもおもしろかったのですから、一般受けする
	ギャグが多かったのだと思います。

	ただ不思議に思われたのが観客のノリの良さなのです。
	ギャグの場面でやけに大きな笑い(特に女性)が起きるのです。
	熱烈なファンが多かったのでしょうか?

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 ミュータントタートルズ

	打切ぎりぎりで見ました。
	この作品の評判を聞いてたいへん楽しみにしていました。
	(実は昨年シンガポールで見のがして大変悔しい思いをしました)
	春休みのせいか子供がたくさんいました。
	これって制作がゴールデンハーベスト、香港映画じゃないの??
	ぴあには米国映画となっているのですが???

	縫い包みのカンフーアクションシーンはなかなか迫力があります。
	良い動きです。話は香港アクション映画特有の(う、色眼鏡だ)たわいも
	ない話で見ていて肩がこりません。
	アクションシーンのおもだったものは予告編ですでに見てしまっていたの
	が残念でした。
	作品としてはまずまずといったところでしょうか。期待していたほどでは
	ありませんでした。どうして大ヒットしたのでしょう?子供に受けたの
	かなあ。コミックやおもちゃなどとのメディアミックスがうまく行ったの
	でしょうか?

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 天国に行けないパパ

	これは上映打切の日に銀座シネパトスで見ました。
	最終日に見ました。心暖まる話です。
	誤診によって余命いくばくもないとつげられ、そのため子供のために
	年金を貰うべく殉職をめざす定年寸前の警官の話です。
	主人公の悪戦苦闘がコミカルです。
	強盗篭城犯人を説得するところなどは思わず涙ぐんでしまいました。

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 いますぐ抱きしめたい
	
	ユーロスペースで上映です。
	この手のストーリーはどうも苦手です。
	出来の悪い部下を持つ管理職が部下の尻拭いのために自ら滅びてしまう、
	というのは見ていていつも腹がたってしまいます。
	こんなやつ、早く見捨てろよなーと思いながら見ているのは
	やはり精神衛生上よくありません。
	こういう作品を見る度に修行が足りないと思ってしまうのでした。
	もっと心を広くもたにゃ。

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 コーヒー&シガレット
コーヒー&シガレット2(メンフィス・バージョン)
	
	コンタクトキラーと併映だったので見ました。
	白黒の短編映画です。
	タバコを吸いながらコーヒーを飲んでいる人が喋っている、
	ただこれだけの作品なのですが、どこかしらコミカルで風変わりな
	作品です。なんか面白い。

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 コントラクト キラー

	F91の口直しに見ました。
	主人公がぬーぼーとしていてとても良い。
	一見くそ真面目なのにそこここで笑いが起きます。
	風変わりな面白さです。
	会社を首になったのをきっかけに首を吊ろうとして失敗し
	契約殺人者に自分を殺すのを頼むという話です。	
	ありえそうにない筋書きですがこれがすんなり受け入れられるから
	不思議。主人公のおかげでしょう。
	客観的に見ればすごく寂しい状況(寂漠かな)なのに
	随所で笑える。
	コメディとしてそうとう良いものだと思われます。
	ただ人に勧めるのは難しいかもしれません。

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 正紅旗下

	香港のコーズウエイベイで見ました。
	土曜日の早場(午前10時半)です。
	東方日報という地元紙をチェックして決めて行きました。
	ロードショーの作品でした。
	大きな映画館ですが、人はとても少ない。
	中国から逃げてきた人間がひとやまあてようと
	強盗に走り結局捕まってしまうという典型的な?香港映画でした。
	友情あり、できのわるい兄弟をかばうのありとありがちのパターンでした。
	話としてはそこそこかな。
	ただ場面としてはとてもかっこいいところがありました。
	啓徳空港の滑走路がまじかに見えるビルの屋上でビールを
	飲んでいるのです。するとジェット機が頭上を通りすぎて
	滑走路に降りて行く。
	香港から帰るときにあのビルかなこのビルかなといろいろ
	想像してしまいました。

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 大哥大續集 

	香港のモンコクで見ました。
	土曜日の早場(午前10時半)です。
	これも東方日報をチェックして行ったのですが、
	私の読み違いから見たい物でないものを見る羽目になってしまいました
	以下が映画の欄に書いてあったものです

	早場四點場午夜場魔域飛龍○跛豪●大哥大續集

	(注)○●はいずれも小さなもの。
	
	そこは映画館が三つ入っているビルでした。入口はひとつです。
	張られている予告を見ても大哥大續集以外はありませんでした。
	早場をやっている映画館もひとつだけでした。
	魔城飛龍を見に行くつもりだったのです。ううむ。

	これもまた典型的な香港映画でした。早場で先行ロードショー。
	10年間刑務所に入ってきた男が出所してささやかな
	幸福を得ようとしていると、以前のボスが消しに来る。
	そこを帰り打ちにするが、ボスにも愛する子供がいるのを
	知って復讐を途中でやめる。
	いかにも香港人侠映画でしょう。
	続編なのでしょうが、そんなに受けたのかね。
	それとも二番せんじでつまらなくなっていたのでしょうか

	今回の旅行は映画に関して言えばはずれでした。

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 スウォーズ・マン/笑傲江湖

	  登場人物のうちの偉いさん(首領に師匠に黒幕)たちは、皆ほそおもてで
	髭をはやしていました。おかげで区別がつきにくいといったらありゃしない。
	誰が盗んだか、誰が盗み聞きしていたのかさっぱりわかりませんでした。
	もっともそれがわからなくても十分に楽しめましたが。
	 すじでひっかかったところというと冒頭の、ぬれぎぬを着せたはずが
	いつのまにか真犯人を追いかけていることになっていたところと、ラストで
	争いの対象となった巻物を悪者?が持ち逃げしてしまうところでしょうか。
	まあ話をこわすまでのことはありません。
	  場面展開は息をつく暇もなく行われ、非常にテンポが良い。殺陣も素晴
	らしい。荒唐無稽さもすんなりとはいってきました。お勧めの一品です。

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 ワイルドブリット

	 香港映画祭の抽選にあたって見ることができました。満員の入りでした。
	これは非常に金のかかった映画です。火薬もふんだんに使われています。
	大作であることは間違いありません。しかし残念なことに会場の空気が
	大変悪く途中から頭痛がしていたため、私自身楽しめたというにはほど
	遠い状態でした。時間も長く、それに相応しい盛りだくさんの内容、
	本当なら二本になっていてもおかしくない作品だと思います。

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 レナードの朝

	ロバート・デニーロとロビン・ウィリアムスの共演ということで見に
	いきました。予告編もなかなかおもしろそうでした。
	この作品は期待通りに泣けました。しかし、無理やり泣かせられている
	ようでどうも後味がよくありません。実話ゆえの厭らしさがあるような
	気がします。私が患者の家族だとしたら、あんな乱暴な治療を知ったら
	激怒してしまうでしょうねえ。どうも勘にさわる作品でした。

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 グノーム

	アスキー配給です。招待券を貰ったので見に行きました。
	普通だとこれはノームと発音するのですが、作品の中で主人公が自分は
	グノームと呼ばれるのだと主張していました。
	この作品は純情なグノームを人間が正義のためという大儀名分のために
	えげつなくコキ使うという悲話です。最後にはグノームと人間は友人に
	なってしまうのですが、どうも駄目。SFXも別に特筆するものも無いし
	見るべき所のない作品でした。

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 テラコッタウォリア

	大作です。まずまず楽しめました。
	始皇帝の時代と現代の二つのパーツからできています。
	未開人が都会にくるといったノリのところも多少おもしろいのですが、
	もうちょっと笑わせてくれた方が緩急がついて良かったと思います。
	主人公がクソ真面目で神経質そうな顔をしていたのが妙にマッチしてい
	ると思いました。神経症のスーパーマンですね。
	バットマンに通じるところがあるかもしれません。

	まあスウォーズマンの方がおもしろかったな。

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 羊たちの沈黙				

	スプラッターが苦手な私でもちゃんと見ることができるホラーです。
	それも大変怖い。
	ジョディフォスターも良いですが、それに輪をかけてアンソニーホプキンス
	が秀逸。犯罪者の博士役なのですが、めちゃくちゃかっこいい。
	続編がまたれるところです。
	原作も後から読みました。これまたおもしろい。
	今のところ今年のNo.1ですね。

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 キンダガートン・コップ		

	試写会で見ました。子供達と格闘するシュワちゃんがかわいい。
	情け無い顔が良いですねえ。
	シュワルツネッガーのファンでなくても十分におもしろい作品だと思います。
	ただおしむらくは話の都合上でてきた悪役がとても小粒なこと。
	大物を追っていたはずが、そこらのチンピラにしか見えないのが
	出てきて拍子抜けをしました。ここがもうすこし締まれば良かったのに
	惜しい。(本筋ではないのでどうでも良いと言えばそうなのですが(^_^;))

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推定無罪

	ハリソンフォード主演で法廷ものということで見に行きました。
	話としては淡々と進んでいます。
	ちょっと情け無い中年の叔父さんという典型的なパターンの主人公です。
	フランテックといい、情け無い中年というのはハリソンフォードの
	はまり役なのかもしれません。
	とはいうもののあまりおもしろくはなかった。
	特に最後のどんでん返しがどうもふに落ちませんでした。
	そのままいってしまったほうがずっと良かったのに。

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蝿の王

	とても怖い映画でした。
	無人島に流された子供が辿る運命!
	この手の映画は元来あまり好きではありません。
	しかし波乱万丈で凄い盛り上がりでした。
	最後のシーンの落差では唸ってしまった。
	はらはらどきどきの連続で凄いテンションが高かったのだけど(それだから?)
	たいへん後味の悪い作品でした。
	つまらないというわけではないのですが、二度見たいとは思いません。

	必殺ならここらへんで仕掛にはいるなと思っていた私は根っからの
	日本人でしょう(^^;)

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ダンスウィズウルブス

	アカデミー賞受賞ということで見に行きました。
	確かに長さは感じさせません。
	しかしこれがオスカー総なめですかあ。
	インディアンに対する罪の意識が強いからではなかろうかと
	思わず妄想してしまいました。
	随所に美しいところがあるけど、それだけ。
	暇潰しにはもってこいなことは認めますが、さいこーと言うには
	程遠いと思いました。


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ロビンフッド

	ケビンコスナー主演ということで見に行きました。
	なんだこれは!
	主人公は突然改心するし、改心した後でも目的は手段を正当化する
	という典型的なパターンではありませんか。
	確かにアクションシーンでは見るべきものはありましたが、
	あまりにも身勝手な主人公の振舞いについていけません。
	テロリストだから当然と言えば当然なのか。
	予告編はとてもおもしろかったのだが。。。


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ミスターエンジェル 神様の賭け

	ポール・ホーガンが主演ということで見に行きました。
	これはなかなかおもしろい。ほのぼのとした?映画です。
	電子工学の天才である泥棒が生死をさ迷ったあげく、天使になったと
	信じこんでしまう。それで天使の行いをするために各種のイカサマを
	するのがおもしろい。落ちもホロリとさせます。
	おすすめ!

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シャボン泥棒

	一部白黒映画。これは本当につまらない。
	どこか変えたらおもしろくなるだろうと思えるところがない。
	現実と映画がまざって行く話なんですが、映画内映画が魅力がないのに
	現実がまざっていくにつれてまた一段とつまらなくなっていく。
	あー疲れた。この作品は存在がギャグなんですか?
	久々に映画を見に行ったのに熱を出して帰ってしまった(;_;)
	どうせやるならもっとはちゃめちゃにしてくれればまだしも見れただろうに

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スウィッチ

	おもしろい。これも主人公が転生?する作品です。
	男性の精神を持った女性の役をヒロインが好演しています。
	ハイヒールに慣れないシーンはちょっと繰返しすぎている
	感がありましたが、それいがいは非常に旨い!
	落ちはホロリとさせます。
	おすすめ。

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シラノドベルジュラック

	ドパルデューがかっこいい。泣けます。
	いままでこの俳優が嫌いだったのですが、見直してしまいました。
	けっこう長い映画ですが、没入してしまいました。
	ロクサーヌへの切ない思いがひしひしと伝わっています。
	この映画で泣けるとは思わなかった。
	お勧めです。

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ハドソンホーク

	ルパン三世の実写版という評を聞いて見に行きました。
	主人公が凄腕の泥棒であるというのがあまり感じられません。
	悪役もちゃちい。箱庭みたいな作品です。
	CIAとバチカンと大富豪ががっぷり四つにくんでいるわりには
	スケールの大きさがまるで感じられません。
	各シーンを見るとはらはらするのも凄いのもあります。
	しかしぶつぶつとぎれてしまって頑張って
	いるわりにはどうもノリが悪くなっています。
	もうちょっとなんとかすればずっとおもしろくなったでしょうに。

	ところで悪役のセリフで
	「コンコルドに乗るんですか?」
	「ああFFPのギフトチケットをもらわなきゃな」
	とかいうのがありました。
	コンコルドにFFPってあるのでしょうか??

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ターミネーター2

	やっと見ることができました。
	ずっと立見だったんだもんなあ。
	はじめて東宝シネタワーで見ました。さすがにきれいです。

	いやあ迫力ですねえ。
	T-1000は金が掛かっているなあと感心しながら見てました。
	爆発のシーンも凄い。
	映画館を出た後では理不尽な点をいくつも思いつきましたが、
	見ている最中はそんなことを露ほども思わずに画面に釘付けでした。
	それほど画面に迫力があったのでしょう。
	大画面で見ることができて満足!

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ソープディッシュ
	
	ソープオペラの出演者がソープオペラよりも過激な人間関係を
	見せるというコメディ。
	出だしはちょっとついていけない。
	ギャグのひとつひとつには笑えるのだけどどうもいただけない。
	出演者の血縁関係が明らかになった後半部分からはけっこうノリが
	良くなりました。落ちも笑えた。

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 心の旅

ハリソンフォード主演です
情けない中年男のはまり役を演じています.
まあクサイ映画なんですが,私としては期待通りでしたので○
まわりではすすり泣く声がたくさん聴こえました.
上映が終って電気がつくとハンカチを握り締めている人々が多数.
うーんそんなに泣けるとは思えなかったのだが...


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 大誘拐 RAINBOW KIDS

予告編を見ていた段階はあんまりおもしろそうではないと思っていました。
ところがどっこい、邦画としてはひさびさのヒットでした。
ほぼ二時間の作品なのに時間の長さを感じさせません。
登場するキャラクターもいきいきとしています。
誘拐ものなのに脳天気で暗いところが微塵もありません。
逆にスパイ大作戦(古い!)のスリルを感じました
おばあちゃんが身代金百億を吹っ掛けるのも良い。
風間トオル・北林谷栄・樹木希林・緒方拳、皆おもしろい。
ひさびさにスカッとする日本映画でした。

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 SDガンダム緊急出撃

	ガンダムF91と併映です。
	相変わらずつまらない。
	子供達には受けているのでしょうか。
	私の感性にはまったく合いません。
	内容をうんぬんする気も起きません。

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 ガンダムF91

	前作の復讐のシャアが面白かったので見に行きました。
	ううむ、ガンダム第一話をなぞっていくのですね。
	どうもいまいち盛り上がりにかけました。
	話の展開も唐突に思えるところが多く見受けられました。
	結論ははずれかなあ。
	これからどのように持っていくのでしょうか??

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 超高層ハンティング

	  撮影時にSFXの見学に行ったので、どのような画面になっているか
	見に行きました。操演担当のjoeさん紹介による見学でした。
	(招待券も貰ってしまった、joeさん重ね重ねありがとうございます)

	私たちが見学したシーンは、高木澪さんが空中浮遊しているのを下から
	見上げるもので、せりふはたった一言でした。このシーンはエンディング
	近くに出てきました。ほんとうにあっというまに通りすぎてしまいました。
	十数秒のカットを何時間もかけて撮るわけですから、映画に金がかかると
	いうのをしみじみ感じましたね。

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 ヒルコ 
	
	諸星大二郎原作ということで見に行きました。
	私はスプラッターが嫌いなのですが、まあなんとか耐えられる範囲では
	ありました。ヒルコは人間に乗り移ったバージョンは気持悪いですが、
	オリジナルはけっこうかわいい。
	原作とは相当に筋が違っていまして、用務員がどうして電話線を切った
	のか、わからない部分もあったのですが、全体としてはあたり。
	クライマックスは手に汗握ってしまいました。なんて単純なわたし。
	期待以上の作品でした。

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 ふたり

	皆さんの絶賛を聞いて見に行きました。(実はパスするつもりでした)
	上野セントラルで映画の日に見てしまいました。もちろん満員。
	二時間を越える作品なのに長さを感じさせません。
	テーマ曲の草の想いが耳について離れません。
	石田ひかりがかわいい。中嶋朋子が存在感のない幽霊を見事に演じています。
	ただいかにも合成画面というのはちょっといただけませんでした。
	ハイビジョンを使ったからいろいろやってみたいのはわかるのですけどね。

	結局サントラに中島版シングルCDに石田ひかりベストを購入して
	しまいました。ああ 草の想い中毒!

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 八月の狂詩曲

	黒澤監督作品ということで見に行きました。
	「夢」よりおもしろかった。
	おばあちゃんと子供達のからみがおもしろい。
	リチャードギアが出てきたら浮いてしまうかと思いきや、どうしてどうして
	非常に自然に溶け込んでいました。
	残念なのは記念碑の清掃のシーン、実在の人々を使ったのでしょうが
	ちょっとクサ過ぎました。


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 ワンルームストーリー

	三作のオムニバス。それぞれ、兵藤ゆき、中村あまさ、戸川純の監督主演です。
	ひとつめとふたつめはとってもつまらない。
	何度も席を立とうと思った。オムニバスでなければ途中で帰っていたでしょう。
	このまま終われば首都消失を超えるひさびさの駄作の鑑賞になるか?
	と思われたのですが、最後の作品はまずまず見られるものでした。
	戸川純のキレ方が(これって地なのでしょうか)おもしろく、
	筋もまずまずのもの。題名までもっていくオチがすごいなあ。

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七人の侍

	初回です.ほぼ満員の入でしたが,二回目はとんでもない立見だったようです.
	実は今回見るのが初めてなのです.大きな画面で見てよかった.
	すばらしい迫力です.
	勘兵衛の戦法はたしかにわかりやすかった.3時間を越える作品なのですが
	まったく時間を感じさせませんでした.ほんとうにあっというま.
	映画を見ていて,休憩が途中ではいるのもひさびさならエンディングが
	出たときに拍手が起こったのもひさびさでした